長い終わりが始まる (講談社文庫)

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本棚登録 : 604
レビュー : 73
いくせさん  未設定  読み終わった 

ナオコーラさん、読んでみたくて初読了。

話自体は割とうつうつとしていて、あまり好きなタイプでなかった割に、ストレスはなく読めた。
サークル、やってなかったけど、集団生活はいろいろあるよね、そして、大学生特有の空気感。
彼らを繋いでいるものは、お金でも責任でもない。思い出とかそういった類のなにか。

小笠原の不器用さと男の見る目なさにイライラさせられるが、
大丈夫、大学時代にアレコレあった男なんか、まーじでどうでも良くなるからさ、すぐに。といってやりたくもなる。


ラストページのこの文章は胸を打つ。そーだよ、わたしも全くその通り。と頷くしかない。

小笠原は好きな人とラーメンを食べたことがない。小笠原を好きな人がいない。小笠原を雇いたいと思っている人もいない。社会から必要とされていないのだ。小笠原は真剣にひとりっきり。今まで生きてきて、誰からも好かれたことがない。

レビュー投稿日
2016年3月28日
読了日
2016年3月28日
本棚登録日
2016年3月28日
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