全体的に表面的かつ断片的な、まさにオムニバスだけど、それでも、輸送をはじめとしたインフラを担う企業にはおおむね(親近感ゆえか?)ぐっと来た。エアライン、コンビニ・・・、そしてまた水ingの公共への熱意にも共感するし、IBMの備えも見事だし、何よりやはりグーグルのなした仕事は卓越。
一方で、だからといって(企業に比べて)国や役所が劣っているなどということはなく(しばしばその手の二項対立で物が語られるものだが…)、むしろ、間を狙ったり各者が性格を生かして手を取り合うことでこそシナジーは生まれる、と改めて思った。
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カテゴリ:
河川・水・防災
- 感想投稿日 : 2015年7月1日
- 読了日 : 2015年6月
- 本棚登録日 : 2015年6月19日
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