波状言論S改―社会学・メタゲーム・自由

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本棚登録 : 275
レビュー : 16
脱コットンさん また読み返したい本   読み終わった 

日本の現代思想で目立っている人たちが語り合う本。掛け合いがすごく指摘的で、それぞれの著書よりもひょっとすると刺激的。

特に「アイロニカルな没入」(それがくだらないと相対性を持ちつつあえてコミットする態度)辺りの論点はかなり興味深かった。それはすなわち宮台氏のスタンスへの検討・批判でもあるわけであり、同時に僕らがどのようなスタンスで物事にコミットしていくべきかの示唆にもなっている。

個人的な印象としては、宗教的なコミュニティというものの強さというのはやはりあるわけで、そのへんを忌避しようとしているように見える宮台氏がやや自己矛盾的な態度に陥ってしまっているのは必然的なのかなと思う。

この本に出ているような話を、最近のコミュニティ論あたりと混じえて考えていくと次世代の方向性がなんとなく見いだせるような気がするので、そのへんを検討していきたい。

レビュー投稿日
2012年8月6日
読了日
2012年8月6日
本棚登録日
2012年7月31日
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