脳障害をおった人たち、彼らを支える家族、治療にあたる医療現場の人々、さまざまな視点から、脳という臓器をめぐる医療の現在や問題点が提示されていく。機能を欠いた「脳」について考えることが、「人間」「いのち」「こころ」を考えることにつながっていく。
健康であることはもちろん大切だけれど、欠けてしまった部分から見えてくるものもあることを、再認識した。
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カテゴリ:
考える
- 感想投稿日 : 2012年1月10日
- 読了日 : 2012年1月9日
- 本棚登録日 : 2011年6月25日
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