マイケル・K (ちくま文庫 く 22-1)

  • 筑摩書房 (2006年8月1日発売)
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本棚登録 : 192
感想 : 22
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p200「ただし、都会の鼠だったために土地か生活の糧を得る術を知らず、ひどい飢餓状態に陥った。そこを幸運にも発見され、また船に引き上げられた。だったら何をそんなに憤慨しなければならない?」

ノーベル文学賞受賞者の著作ということで。
獣のような漠然とした力に動かされ、生きて畑を耕し、隠れ、眠る、マイケル・K。戦争や暴力や難民キャンプに巻き込まれた、知恵のない男が、ケープタウンからプリンスアルバートの大地へ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2018年5月20日
読了日 : 2018年5月20日
本棚登録日 : 2018年5月20日

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