貧しき人々の群

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  • 2012年10月1日発売
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本棚登録 : 11
感想 : 1
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貧しい小作人ばかりの村で、地主の親類として過ごす夏。小作人の暮らしを良くしようとお金や着物をあげても、感謝するどころかつけあがる彼らに困惑し、時に自らの未熟を恥じ、それでもこの現実を向上させたいという希望を持つ。生身の登場人物の卑しさと汚さ、それに対峙する自分の心の揺れが素直に表現されている。

風景を、心情を、ある意味緩急なく、丁寧に丁寧に書いているという印象を受けた。ほぼ100年前の小説なので表現と思想が若干古い。
当時作者は17才だったのか…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2016年10月13日
読了日 : 2016年10月13日
本棚登録日 : 2016年10月13日

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