荘子 内篇 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (2011年7月12日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 3

福永氏の解説は現代的な哲学の常識を多いに踏まえ、荘子に迫ろうとしており、読み応えはあるもののわかりやすい。
訓読はオーソドックスなスタイルというよりはかなり意訳を含み、ほとんど和文的なところもあるため、親切であり労がしのばれるが、ところどころ他の本を参照したくなるところもある。
荘子の思想はかなりの部分「斉物論亅に集約しており、その他の章はその変奏といった觀があるが、政治的な言説も割と見出せることは意外だった。
この本は内篇のみを収めるが、荘子の豊かに寓話的な語りはむしろ外篇、雑篇に多く見出せるかもしれないという期待も多く持った。ぜひ岩波文庫版も読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漢詩・漢文
感想投稿日 : 2013年2月20日
読了日 : 2013年2月20日
本棚登録日 : 2013年2月20日

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