火車 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1998年1月30日発売)
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感想 : 2954
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3回目の読了。前回読んだのは6‐7年前だがストーリーはだいたい覚えてた。しかし、先がわかっていてもおもしろい。
主人公である犯人自体は、最後の最後まで登場しないで話が展開していく。少しずつ、ちょっとしたことがきっかけで謎が解けていき、推理がいきずまってはまた進み、最後に犯人にたどりつく。

昭和の終わりごろが時代背景なので少し古い感じがするが、自分としては同世代なので、かえってそこも共感ポイントとなる。

個人的には宮部みゆき作品の中のNo.1、現代ミステリーの最高傑作だと思う。

また、何年後かに読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年1月20日
読了日 : 2016年1月20日
本棚登録日 : 2016年1月20日

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