平安末(~鎌倉初期)の古典「有明けの別れ」をモティーフに、
物語を現代に少し似て少し違う、架空の都においた物語です。
この「有明けの別れ」は全く知らないお話なのですが…
噂によると、「とりかえばや」とよく似ているお話なのだとか。
戦後になってから写本が見付かったのだそうです!いわゆる天下の弧本。
映画の源氏物語のコミカライズも書いてる宮城とおこさん。
そちらではちゃんと(?)十二単でしたが、こちらの作品では
架空のみやこに学生服の少年侍従や帝とよばれるスーツの男性などが
登場する不思議すぎる舞台ですが、でもうーん…古典な雰囲気もあるかも??
独特な幻想舞台でも読めちゃうのは宮城さんのきれいな絵ならではでしょう。
5月末発売の2巻で完結となるそうですが、
同じ世界観で続きを描かれるそうです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
comic
- 感想投稿日 : 2013年5月6日
- 読了日 : 2013年5月6日
- 本棚登録日 : 2013年5月6日
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