神埼よりはのりかえて ゆあみにのぼる有馬山
池田伊丹と名にきゝし 酒の産地もとほるなり
(「鉄道唱歌61番」より)
上記の鉄道唱歌61番は神崎(今の尼崎)、有馬、池田、伊丹と猪名川町近隣のことを歌ったものです。『鉄道唱歌』は明治33年から発行され、1集から5集までシリーズ合計1000万部という驚異的な部数を売り上げたといいます。歌詞には沿線の名物、名所旧跡や歴史が織り込まれてまるで旅行案内のようになっており、当時の人びとの遠い土地へ高い関心と憧れがうかがえます。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
電車にのって(展示H29.3)
- 感想投稿日 : 2017年3月2日
- 本棚登録日 : 2017年3月2日
みんなの感想をみる