2000年以上も前、地中海にあった強大な経済大国「カルタゴ」。軍事国家ローマから2度も戦いを挑まれ(「ポエニ戦争」)てもなお立ち上がり、あまりの復興ぶりに恐怖させたのか三次ポエニ戦争で、カルタゴは徹底的に壊滅させられたという。炎は17日間燃え続け、灰は1mも積もっていたとか。
殲滅されただけに、資料がほとんど残されていない。しかしその運命は人々の心に響いたのか、多くの芸術家に語られることとなったらしい。
そういった資料をまとめ、書かれた本でした。
おもしろかった〜。
(今のカルタゴ(チュニジアにあります)は、きれいで静かな観光地のひとつです)
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年8月29日
- 読了日 : 2011年8月29日
- 本棚登録日 : 2011年8月29日
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