天と地〈ベトナム篇 下〉 (角川文庫)

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レ・リが越南戦争の中で生き抜いていったストーリー。実話なのでベトコンと国民軍・米国の間に挟まれた一般市民の苦悩がよくつづられている。おそらく日本の第二次大戦も似たようなものだったのだと思われる。家族が引き離され、死んでいく。しかし、レ・リの父親の考え方は一貫していて感動ものである。ぶれない。愛に満ちた人であったようだ。後半は米国人になる経緯が述べられているが、本人が書いているためちょっと脚色されているような感じもする。自分はベトナム人でないため分からないが、地獄のようなベトナムの生活の中で、米国人になれることを躊躇するくだりは、ちょっと理解できないところがあった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション(戦争)
感想投稿日 : 2012年10月29日
読了日 : 2012年10月28日
本棚登録日 : 2012年10月16日

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