太宰36歳のときの作品だそう。自分が今ちょうど36なのでそう考えると何かちょっと不思議な気がする。時代が違うのでなんとも言えないし、作者には失礼だがちょっと太宰の方がおじさんっぽいんじゃないかな(笑)。小説と違って著者がどういう人間なのかがストレートに出てる気がする。かなり周りに気を使い、家族の中ではあまりくつろげない等々。東北の津軽が舞台だが予想していたよりも全然暗い感じではなかった。「人間失格」とか「斜陽」の暗いイメージが自分の中で強かったからかもしれないが・・・
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2010年7月16日
- 読了日 : 2010年7月16日
- 本棚登録日 : 2010年7月6日
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