なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2010年8月28日発売)
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なぜ殺人を犯すのか理解できないが、他人の命を奪ったら自分の命で償う、私が当たり前だと思うことが当たり前ではない法律も理解できない。

本村さんは2人の死を無駄にしないことを自分の使命にし司法と闘った。でもそんな使命は負いたくなかったことだろう。誰かが犠牲にならなければ問題点を改善しようとしないのは職務怠慢ではなかろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2011年7月10日
読了日 : 2011年7月9日
本棚登録日 : 2011年7月9日

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