ミリオネーゼになりませんか?―8ケタ稼ぐ女性に学ぶ7つのビジネスルール
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2003年7月31日発売)
インデックス投資アドバイザー・カンチュンド氏著作の一冊を購入しました。
本書を購入するに至ったポイント。
・肩書きが「晋陽FPオフィス」代表ではなく、「インデックス投資アドバイザー」
と記載されているところ。
・前著「日本人が知らなかったETF投資」とは異なる視点であること。
ETFということや、ETFの紹介が多く、ナカナカ、実践に利用できることが無かった
リテラシー的な分野は本書のほうが多く理解できるものになっている
という点です。
■カンチュンド氏による日本人ビジネスマンの投資への視点
日本人→投資を必要以上に難しく考える。
私の思いを書くと、IT関係、ビジネススキルがどれだけあっても、投資に対する
興味は薄いかホボ皆無な人が多い。
今までの先輩が投資をしていないから、投資をしなくても給料を積み上げていけば、
いい貯蓄ができるから、投資をしない。
「銀行の普通口座に、貯蓄があればよい。」こんな、構図が出来上がっています。
以下、投資はお好き?という視点で捉えます。
■投資はお好き?
日本人が抱いている投資に対する誤解
(1)投資はマメに見ないとダメ
(2)投資は数字は指数をチェックしないとダメ
(3)投資を行うには「特別な知識と独特の感性が必要」
(4)投資とは「のるかそるかのゲーム」
(5)投資とは「すぐに勝ち負けがついてしまうゲーム」
(6)投資とは「まとまったお金がある人だけが行うもの」
■信託費用の安い(低い)、投資信託を積み立てることにより
「実は・・・・・・・・・投資の発想はまったく逆である。」
(1)投資による資産管理は、半年、1年に一度チェックすればOK
(2)投資は数字は指数をチェックしなくてよい
(3)投資を行うには「特別な知識と独特の感性も必要としない」
(4)投資とは「世界経済成長を捕らえる」
(5)投資とは「3年、5年、10年の尺度でゲームに参加する」
(6)投資とは「1万円からOK」
■預貯金と投資の関係
【正解】
いきなり正解を記載する。
・投資 :長い時間をかけて成果を上げる。
・預貯金:短い期間のお金を預けておく。
トレードと、インベストメントについて
僕には、「この差」さえはっきり伝えるベースの知識がありませんでした。
【正解】
短期で、人を出し抜く投資/売買すること
→トレード(取引する)
長期で、資産形成をすること(経済成長にのって資産を増やすこと)
→インベストメント(投資を続ける)
■投資とは?
※ココも今までに、自分が思ったことの無い話です。
僕からする投資とは
・ひとつの実社会を通した教育である。
・実社会を通した、長期的な資産形成である。
・自分のお小遣いの置き場所♪
カンさんのひとこと
・今、5億円の試算がある肩に、果たしてお金の増やし方のノウハウが必要でしょうか?
・投資とは、資産家のために存在するのではない、日々堅実な生活を送っている
あなたが、これから資産を形成するために必要な作業なのです。
なるほどと思った。ナカナカ事業家になるには何が必要か?ということを全ての労働者を
知りうることはできない。労働者でありながらグローバルな視点を手に入れる方法
それが、長期インベストなんだなぁと感じる。
- 感想投稿日 : 2010年8月23日
- 読了日 : 2010年8月23日
- 本棚登録日 : 2010年8月23日
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