新技術の導入により進化している物流の現状と将来的な物流の有るべき姿を説明した本。 文章と併記で図示してあり、読みやすく分かりやすい。
大量生産・大量消費の時代が終わって久しいが、効率生産、効率発送を担う重要な機関のひとつとして物流がある。
コスト低減化のため、物流効率向上、物流量の抑制、在庫の削減が目指すべきところ。 これが企業の費用削減、利益UPにつながるとしている。
近年SCMが脚光を浴び、在庫を持たず必要な文だけを必要なタイミングで納入という思想が一般的になった。 ただ、同時に物流サービスを拡充させた結果、顧客が在庫管理、需給管理をおろそかにするケースもあり、一概に物流サービスを上げる事がよいこととはしていない。 末端の需要までを生産者にオープンにし不要なものは作らないという体制が必要。
それに加えて今後はその方向を加速させると共に環境に対する配慮も必要になってくる模様。
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- 感想投稿日 : 2007年7月28日
- 読了日 : 2007年7月28日
- 本棚登録日 : 2007年7月28日
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