文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)

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本棚登録 : 5340
レビュー : 486
著者 :
シキモリさん  未設定  読み終わった 

シリーズ第五作。巷を賑わす連続殺人鬼とお嬢様学校に伝わる黒魔術の謎が交錯する構図の複雑さはこれまでのシリーズ随一で、読むのに少しでも間を空けると置いていかれるので、難儀な作品だった。結末を冒頭に持ってくる巧妙な演出のおかげで、最終頁まで物語の緊張感が持続していて読み応えはあったが、それぞれの事件や謎の真相が尻すぼみ(【駒】である以上仕方ないのか)だったり、最後に『実はこういう血縁関係だったのだ!』と畳み掛けてくるのは少々興醒め。物語のプロットが複雑過ぎる所為でどこか煙に巻かれた印象も残る。再読必須な作品。

レビュー投稿日
2018年12月31日
読了日
2018年12月30日
本棚登録日
2018年12月31日
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