伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月12日発売)
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本棚登録 : 89
感想 : 13
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肩のこらない興味深い読み物。戦前、労働生理学の先駆けでもあった潔癖症で風変わりな博士が開発した糖水を、なんと講談社が大々的に売っていた。この事実だけでも十分面白いが、筆者の軽妙な文体とたくさんの写真資料がいっそう楽しく読ませる。

時代背景や周辺のエピソードがまた実に興味深い。野間清治による講談社少年部は、社会のセーフティネット機能を果たし、全人的にひとを育てる、という、企業のあり方のひとつの理想だったのではないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年10月18日
読了日 : 2012年7月27日
本棚登録日 : 2018年10月18日

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