小川未明童話集 (ハルキ文庫 お 16-1)

3.88
  • (12)
  • (8)
  • (11)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 126
レビュー : 11
著者 :
inu-no-mimiさん 本・雑誌   読み終わった 

角川春樹事務所から出た文庫は収録作品と千海博美氏の挿絵がとてもよい。

月とあざらし、牛女、糸のない胡弓 かなしむ者と哀れにおもう者、何度も涙。

金の輪 月夜と眼鏡 美しく幻想的で衝撃的

はてしなき世界
「私はいつ、また坊ちゃんの手から捨てられるかもしれません。けれど、坊ちゃんが私を手にとって、しばらくでも大事にしてくださいましたご恩は、決して忘れはいたしません。坊ちゃんは、きっと私と同じい色のものを、この世の中で、しかも人間の目の中で見られることがあります。その時こそ、本当に、坊ちゃんが喜びなさいます時ですよ。

しかし、その石の青い色は、いつまでも子供の目の中に残っていました。なんという懐かしみの深い、青い色であったろうか?
こうして子供は追懐にふけるということを覚えました。

レビュー投稿日
2018年10月18日
読了日
2013年6月27日
本棚登録日
2018年10月18日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『小川未明童話集 (ハルキ文庫 お 16-...』のレビューをもっとみる

『小川未明童話集 (ハルキ文庫 お 16-1)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする