火星人類の逆襲 (新潮文庫)

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本棚登録 : 43
レビュー : 6
著者 :
inumaroさん  未設定  読み終わった 

横田順弥の死去がきっかけで、約15年ぶりに再読。
H・G・ウェルズ『宇宙戦争』の13年後、火星人が今度は日本に攻めてきた。迎え撃つのは、冒険小説家・押川春浪を中心としたバンカラ集団「天狗倶楽部」。

「宇宙戦争」のさまざまな設定をうまくストーリーのフックにした点、巧みな風俗描写、山田風太郎ばりに実在の人物が次々と話にからんでくる点、どれをとっても気が利いていて、とにかく読んでいて楽しい。怪獣映画みたいでもあるな。

天狗倶楽部の面々のバンカラぶりが本当にすがすがしく、ある意味で気高さすら感じてしまう。正義感が強く気骨があり、進取の精神に富み、科学的なマインドさえ備えた彼らの活躍を読んでいると、胸が熱くなるよ。

Amazonの古書でバカみたいな高値がついているので、新潮社はすぐに再版すべき。

レビュー投稿日
2019年1月18日
読了日
2019年1月18日
本棚登録日
2019年1月18日
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