小夏と麦の物語 (双葉文庫)

  • 双葉社 (2018年11月15日発売)
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感想 : 6
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「酒飲み書店員大賞」を受賞した作品ということで、同じ酒飲みとして気になったので手に取ってみました。

動物モノは大体最後に動物が死んでしまうので、ツライ気持ちになりがちなイメージがあって敬遠がちでした。けれど本作は、小夏も麦も幸せな気持ちで旅立っていくので、悲しさよりも温もりが勝る読了感がありました(ただ、小夏の「生まれてきてよかった」という言葉には涙が……)。

また、飼い主はこうであってほしいという思いが伝わってくるような、まっすぐな作風にも癒される気がしました。

酒飲みながら読んでたら号泣していたかもしれませんがw

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月7日
読了日 : 2021年1月1日
本棚登録日 : 2021年1月1日

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