心理学的知見から冤罪事件をテーマに日常で起こり得る記憶の混線について書かれた本で、『人はウソをつく』ではなく『記憶はウソをつく』というところがミソです。
めちゃくちゃおもしろかったです。
考えてみれば、自分の記憶が本当に正しいのかどうかなんて、多くの場合は自分の記憶によってしか保証されていないわけです。
言った言わないの単純な食い違いに限らず、僕は日常生活において他人との記憶違いをよく経験します。
(それを伝えるかどうかは別として)
この本を読むことで、その原因や予防策の答えを少し知ることができます。
フロイトの話がとくにおもしろかった!
脳みそはかなりいい加減で、でもだからこそすごいんだという話にも繋がりそうです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月18日
- 読了日 : 2018年3月18日
- 本棚登録日 : 2018年3月18日
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