きみの体は何者か ――なぜ思い通りにならないのか? (ちくまQブックス)

著者 :
  • 筑摩書房 (2021年9月17日発売)
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本棚登録 : 443
感想 : 42

優しいイラストと黄色の表紙で中高生向けの入門講座的内容。
自分の体がうまく動かなくなってきた年頃、体の大事さに痛感。
「きみの体はきみの思い通りにはならない」「思い通りにならないこと」は、「思いがけないこと」でもある「きみが与えられた体、その体が教えてくれることが必ずある」という。
「しゃべる」ということを重点的に論じていて、社会的な行為であり、体がエラーを起こすものの一つ吃音は「わたしと相手とのあいだで起こる」「難発とは、体がフリーズしたように固まってしまう」ことらしい。
言えなかったことを思い出して小声で言うのは私もある。「成仏できなかった言葉たちを愛でるような時間が、結構好き」という伊藤さん。
「自分の体に100%満足している人はいない。」「体は自分のものであると同時に、社会のなかに、「あいだ」に存在する」自分のからだを探求するって難しいけどからだとつきあいつつ少しずつ観察してみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会学
感想投稿日 : 2022年12月31日
読了日 : 2022年12月31日
本棚登録日 : 2022年12月31日

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