逃げる公家、媚びる公家: 戦国時代の貧しい貴族たち

著者 :
  • 柏書房 (2011年11月1日発売)
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本棚登録 : 53
感想 : 7

主に中世の公家の生き方をいくつかの視点から描き出す内容です。​

公家というと、「ノホホホ、まろはプリンが食べたいでおじゃる」みたいな印象しかなかったものですから、お恥ずかしながら、中世の公家の​生活なんてこれまで考えたこともありませんでした。

食い扶持を確保するために書物の書写をしたり、地方へ出向いて大​名と交流したり、荘園を守るために自ら地方へ下って戦って死んだ​り、etc.食うためとはいえ、意外な公家連中の必死さ、たくましさを垣​間見ることができました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2012年2月28日
読了日 : 2012年2月23日
本棚登録日 : 2012年2月28日

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