主に中世の公家の生き方をいくつかの視点から描き出す内容です。
公家というと、「ノホホホ、まろはプリンが食べたいでおじゃる」みたいな印象しかなかったものですから、お恥ずかしながら、中世の公家の生活なんてこれまで考えたこともありませんでした。
食い扶持を確保するために書物の書写をしたり、地方へ出向いて大名と交流したり、荘園を守るために自ら地方へ下って戦って死んだり、etc.食うためとはいえ、意外な公家連中の必死さ、たくましさを垣間見ることができました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2012年2月28日
- 読了日 : 2012年2月23日
- 本棚登録日 : 2012年2月28日
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