巨人レーゴチ

  • 福音館書店 (1990年5月25日発売)
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本棚登録 : 5
感想 : 1
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図書館のリサイクル資料としてあったのをもらってきました。
この絵の魅力に惹かれて手に取ってみました。すると、「装丁・題字 スズキ・コージ」と書いてあります。そういえば、版画家の草子さんもスズキ・コージのファンだったなぁと思って、貰って帰ることにしました。でもよく見ると、装丁の絵も中の挿絵もスズキ・コージではなく、ツヴィエタ・ヨブという人の作品でした。
それらの挿絵はスズキ・コージの作品にも、草子さんの作品にも通じるところがあり、ボッシュの絵にも少し似たようなカラフルで細密、ファンタスティックな人物や風景です。

旧ユースゴスラヴィアの作家による1961年の作品。全32ページで、絵本にしては文章が多いです。童話に挿絵が入っていると考えたほうがよさそうです。
ある村に遊びに来た妖精の女の子と、廃墟の町で出会った巨人レーゴチの物語。自業自得とはいえ村人にしても、純朴で愚鈍なレーゴチもちょっとかわいそうかもしれません。
今の日本とは、国も時代も違う作家が作った童話ですから、価値観の相異はしかたないのでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2008年8月17日
読了日 : 2010年11月6日
本棚登録日 : 2008年8月17日

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