「もうこれ以上は抗がん剤治療の余地はありません」と若手の医師から宣告されてしまった52歳で独身の末期の胃がん患者。その後の彼の経過と苦悩。そして宣告した医師の苦悩。医師は抗がん剤の効果と副作用を勘案し、医学的判断から最良の選択をしたが、患者にとって、医師から見放されることは、最悪の状況でもある。患者によってはたとえ副作用が酷くても最後まで治療を辞めたくない人がもいる。どこまで患者に寄り添いながら最善の判断ができるのであろうか。。。
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カテゴリ:
ノンフィクション(教養書等)
- 感想投稿日 : 2019年9月4日
- 読了日 : 2019年9月4日
- 本棚登録日 : 2019年9月4日
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