言葉の端の、助詞の一つ一つにまで、
これ以上無い程の心配りがなされているのは、
このひとの作品にすべて通じるこの上ない魅力であることは
もはや間違いないのではなかろうか。
決して過剰に演出することのない、その描写。
これを書いたのは果して「大人」か「少年」か、
そこがわからなくて何度も読み返してしまう。
「ハンカチ」、が特に気に入っている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
五味太郎
- 感想投稿日 : 2012年2月23日
- 読了日 : 2012年2月15日
- 本棚登録日 : 2012年2月23日
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