日本でいうところの「火事場の馬鹿力」てやつで、人間は背水に立てば案外頑張るもんだ、というテーマがまずあるね。そっから文明批判の側面もあるんだろうけど。そして、あらゆる対立があれど、敵は一切いない。安心して個人の存亡に気持ちを委ねられる。あとなんでか知らないが挿入曲を「(船長は)趣味が悪い」と自虐しつつ使っているのはなんでしょう。終盤でアバだもんね。なんでや。リアリティについては分かりませんが、最後はちょっとわろん。
ぼくみたいに米国人が「イエス!(みんな)うおお」て言うだけで泣けてしまう人にはまずオススメ。中国企業貢献は当然ありえることですが、映画界における中国資本の台頭の影響もありえるのかな。迂闊なことはいえませんが、素人だし許して。
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2017年12月12日
- 読了日 : 2017年12月12日
- 本棚登録日 : 2017年12月12日
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