秀吉、関が原、家康の頃、忍びの風魔衆の棟梁、風間小太郎というとてつもなく強く、優しい忍びの話。
憎き相手となる、同業の湛光風車や家康方の忍びのまとめである柳生又右衛門との死闘や、敵・味方いずれともわからないような曾呂利新左エ門など、様々な特徴ある登場人物が入れ替わり立ち代り小太郎と関わりあい、助け合い、戦いあい、私の好きな種類のスピード感ある小説だ。
小太郎の強さは、少し、ファンタジー感のあるぐらいの人間離れした強さだが、それはそれで、楽しく読める。
とくに小太郎の人間味ある行動に惹き込まれた。
ただ、内容があるようで、ないようで、歴史小説と言うには、少し違うようで、どちらかというと、時代小説っぽい感じ。
全3巻。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本史
- 感想投稿日 : 2017年12月8日
- 読了日 : 2017年12月8日
- 本棚登録日 : 2017年12月8日
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