人にとって死とは受け入れがたいものかもしれない。それは若ければ若いほどそうであろう。
本書は著者が見取った600人を越える人のうち、心に残った22人の死への向かい方について記されている。クスリの名前などは分からずとも読み込んでしまう好著。
特に最初の2編は若い段階で亡くなっているのでその悲しみは大きい。しかし、人は死から逃れられず、いわば、死ぬために生きているともいえる。その死と直面した時にどのような態度で向き合えるのか、そこに人の幸・不幸の分かれ道があるようだ。僕も死ぬときに周りの人に感謝しつつ死ねるようになりたい・・・。
あと。2編目の女性は知っている方だったのでかなり驚く。(2008.01.03)
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- 感想投稿日 : 2008年1月3日
- 本棚登録日 : 2008年1月3日
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