人間の学としての倫理学 (岩波文庫 青 144-13)

  • 岩波書店 (2007年6月15日発売)
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東西の思想史で用いられた概念(表現)の分析に取り組みながら、それらから学ぶべきところとそれらの至らぬところを指摘しつつ、「間柄」としての人間存在のあり方から倫理を導き出そうとしている。とりあげられる思想は、儒学・仏教にはじまり、カント・ヘーゲル・フッサール・ハイデガーなど思想史全体に及ぶ。それらの記述の中には、ヘーゲルやハイデガーを理解するための助けになるような指摘も多く、思想史学習のテキストとしても使えそうである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想
感想投稿日 : 2015年3月23日
読了日 : 2015年3月23日
本棚登録日 : 2015年3月23日

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