ウケる技術 (新潮文庫)

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『コミュニケーションはサービスだ』という立場に立って、相手をいかに笑わせるかを「技術」として体系化した指南書。
著者の1人は、『夢をかなえるぞう』の水野敬也さん。

初対面の相手や、交渉などの笑いが起きにくい場面でも、コミュニケーション能力の高い人は、その場に笑いを起こし、暖かい雰囲気をつくることができる。これは、才能やセンスという一言で片付けてもいいのでしょうか?

コミュニケーションはサービスという意識をもって、会話の技術を学び、言葉の引き出しさえ多く持っていれば、場をつくるコミュニケーション能力をもつことはそんなに難しいことではない。

本書では、笑える場面をつくる構えとして7つのスタンスと40の技術を紹介していて、応用することで、いろんなバリエーションをもつことができる。

基本的なスタンスとして、外人さんのようなテンションの高さをイメージして、ガイジン化したうえで、絡みにくい人やシリアスな場面でもサービスとしてのコミュニケーションを考える。

例えば「自分ツッコミ」という技術では、そんなに親しくない関係の相手に対しても、過激な言動をして、それを冷めた目線で突っ込むような技術や、相手が喜ぶような下心や、警戒してしまうような下心をあえて口に出すという「下心」という技術は、コミュニケーションの初動として、こちらのテンションの高さと親しくなりたいというスタンスを相手に伝えることができる。

いくらコミュニケーション能力を技術として体系化したとしても、こちらが親しくなりたいという気持ちをもっていなければ、表情に出てしまうと思う。そして、親しくなりたいという気持ちさえあれば、技術はなくとも言葉に気持ちが伝わっていく。ただ、なかなか親しくなりにくい場面でも、簡単な技術でコミュニケーションをとれるなら、それに越したことはない。紹介されてある技術を意識して使うというより、基本であるテンションの高さを意識して、ガイジン化することを意識しようw

レビュー投稿日
2017年4月21日
読了日
2017年4月21日
本棚登録日
2017年4月21日
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