幸福論 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • 角川学芸出版 (2011年10月25日発売)
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感想 : 27
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多くの名言があった。
文章的に多少難解なところはあっても、内容的にはそれほど難しいことはなかった。
ただし、実践となると、意外と大変そうだ。
ひにくっているのか、本気で言っているのか、紛らわしい箇所もあった。
時代を感じさせるような記述もあった。
ウーマンラッシュアワーのコントのセリフを読んでいるかのような、勢いと流れを感じた部分もあった。
第92章が、言いたいことがまとまっているように思えた。
P263「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」
本当にそうだと思う。
P250「解きほぐせ、解放せよ、そして恐れるな。自由な人は、武装を解除している」
これは、考え方においても、こだわりを解きほぐして視野を広げ考えを解放させること、恐怖という身動きの取れない状態を捨ててしまうことの大切さを説いている。
ああ、書き出すときりがない。

【memo】
体をほぐし、整えることによって、心が安定する。

病気そのものよりも、病気を恐れる心が、体の不調を招く。

自分の意志で行動することが幸せになるひけつ。

P136 耐え忍ぶのではなくて、自ら進んでする、これが愉快なものの本質である。

自発的に行動すること。

≪楽しみは力のするしである≫ アリストテレス

P149 知るというのは、いとも小さきものが、いかにいっさいのものに結びついているかを理解すること。どんなものでも、それ自体に存在理由があるのではない。

P184 まず幸福であれ。思うに幸福とは、平和の果実なのではない。幸福は平和そのものである。

死者の目を通して自分をみるということ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 1・哲学・思想・心理学・仏教・倫理
感想投稿日 : 2020年7月4日
読了日 : 2020年7月4日
本棚登録日 : 2020年6月22日

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