金持ち脳と貧乏脳

著者 :
  • 総合法令出版 (2013年11月21日発売)
3.23
  • (7)
  • (37)
  • (57)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 562
感想 : 57
3

第4章 お金を生み出す人間関係のつくり方

●お金は人間関係を目に見えるようにしたもの
「ポトラッチ」
北太平洋沿岸のネイティブアメリカンの社会に広く見られる威信と名誉をかけた贈与や浪費の応酬。自らの気前の良さを誇示するために行われていた風習。主催する人は、誕生・婚姻・葬礼・成年式・家屋の新築など様々な儀礼的機会を利用して盛大な宴会を開く。

人間関係の構築はある意味では投資だといえる。
人間関係にお金を惜しむような人は決してお金持ちにはなれない。
一流の成功者やお金持ちは人間関係に使うお金がいずれ自分に跳ね返ってくるということを知っている。

●お金は節約しても人間関係は節約してはいけない
人とのかかわりを節約してしまうということは、その人が本来手に入ることのできるはずのチャンスや幸せまで削ってしまうことになる。

積極的に行動し価値ある人間関係を構築するためには日頃から脳の強化学習に励むこと(良いスパイラルを回す)
「何か行動を起こす」→「うれしい出会いの体験をする」→「脳のドーパミンを放出する」→「もっと出会いの体験がしたくなる」

●「自分が先に与える」ことが大切
相手が望むことを与えることができれば人間関係は間違いなく改善されていく。それができるのがお金持ち。
常に前向きな言葉を意識して口に出し相手の長所を見つける努力をする。

第5章 お金持ちは皆、脳の使い方が上手な人である
●「直観」を鍛える
決断というものは大きくても小さくても私たちが日々直面している問題。それが正しい判断に導かれるために必要なことは「直観」をきたえること。
※Gut Feeling/ガットフィーリング
(Gut=内臓、Feeling=内臓が感じ取るような感覚・直感)
何度も挑戦を繰り返したり失敗を重ねながら試行錯誤していくことでガットフィーリングは鍛えられ高度な判断力や意思決定ができるようになる。

●人生の経営判断に大切なこと
常にオプションをもう一個もっておくこと。
今の自分に何ができるだろう?
もしこの仕事をしていなかったら何をしていただろう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 脳の本
感想投稿日 : 2016年7月15日
読了日 : 2016年7月11日
本棚登録日 : 2015年12月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする