ワクワクしながら読んだ。
月の下に馬頭琴弾くひとの絵をめくりぬ空の部分にふれて
枯れたからもう捨てたけど魔王つて名前をつけてゐた花だつた
静かな美しさが広がるものから、若者ノリのようなものが感じられるものまでいろいろ読めてなんとなく安心感がある。
「正義」とふ青銅の瓶のやうなことば使ひ方は斯うだ叩き付けてつかふ
攻撃的な姿勢のようなものを短歌から感じられることは希薄なので、上記のような短歌が読めるのが特にうれしかった。
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- 感想投稿日 : 2020年3月7日
- 本棚登録日 : 2020年3月7日
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