はるかな国からやってきた

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本棚登録 : 380
レビュー : 51
著者 :
iwanoaidaさん  未設定  読み終わった 

わたしたちは、どこからやってきたんだろう。

 「はるかな国」というタイトルにある言葉と、
谷川俊太郎氏の世界観がとても噛み合っていて、すんなりと読めた。
氏の本は数冊もっているけれど、これが一番魅力的な詩集のように思う。きっと編み方が丁寧なんだろう。
 「芝生」という詩がいっとう好きだ。
「なすべきことは わたしの細胞が記憶していた」
という言葉に、全身が泡立つようだった。
わたしの細胞も記憶しているだろう。わたしのなすべきことを。
だからわたしは不幸になったり幸福になったりするのだろう。
すべてわたしの勝手だ。
 
 詩集の構成やらコンセプトはもとより、
詩集の装丁がとても美しい。
最初、本屋でこの本を見かけたときに、目がさめるようだった。
手におさまる文庫サイズの本で、上製本。ぎんいろの表紙に、宇宙の挿絵。
「こういう詩集がほしかったんだ」と思った。大切にしたい。
そして、誰かに贈りたい詩集だと思う。

レビュー投稿日
2013年8月11日
読了日
2013年8月9日
本棚登録日
2013年8月11日
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