くもの巣の小道: パルチザンあるいは落伍者たちをめぐる寓話 (ちくま文庫 か 25-2)

  • 筑摩書房 (2006年12月1日発売)
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感想 : 6

少年ピンが加わったパルチザン部隊は、“愛すべきおちこぼれ”たちのふきだまりだった。普段、酒や女で頭がいっぱいの彼らが「死」をもってあがなおうとしているのは何なのだろう。なんとも嫌らしくて、不可解な大人たちである。パルチザンの行動と生活を少年の目を通して寓話的に描く。奇想天外な現代小説の鬼才・カルヴィーノの文学的原点の傑作。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: カルヴィーノ
感想投稿日 : 2016年10月14日
本棚登録日 : 2016年9月27日

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