ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

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本棚登録 : 10100
レビュー : 1287
著者 :
Rittyさん 小説・文学   読み終わった 

主人公の少年がもつ特殊な能力。
それは現実世界の私たちも持っているものだと思います。

私たちが口にする言葉や書き出す文字は、意識するしないに関わらず
周りの誰かや時に自分を縛ることがあります。
例えば夢を諦めさせたり、人間不信に陥らせたり、自己不信に陥らせたり。
言葉は簡単に人を傷つけることが出来る。
だからこそ大切にしなければいけない。
そんなメッセージを感じたような気がしました。


物語りとしては最後の意表をつく展開に驚き、そして改めて考えさせられました。

「自分の中に何が正しいかをきちんと用意して持っている」かどうか。

自分にとって大事なものは何なのか。目の前のことはどの程度大切なものなのか。
分かれ道を目の前にしたときに、照らし合わせる信念(メジャースプーン)は
大人になった今、決して失うことが出来ない、自分が自分である為に必要なもの。

少年が突きつけるテーマに思わず考えさせられます。

レビュー投稿日
2013年5月24日
読了日
2013年5月24日
本棚登録日
2013年5月24日
8
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