ネバーランド (集英社文庫)

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レビュー : 1189
著者 :
相沢泉見さん  未設定  読み終わった 

伝統ある男子校の寮に冬休みの間残ることになった三人の男子生徒と、彼らの同級生の男子、合せて4人。
「告白」ゲームをきっかけとして、4人のひみつが暴かれていく。

恩田さんは「トーマの心臓」を目指してこの話を書いたそうです。あらすじを見た限りではダークなイメージかなと思ったんだけど予想外に爽やかで、恩田さんが書くとこうなるのか…と思った。
男子高校生って一人で私服で建っていると本当に大人と見分けがつかないんだけど、交じると少年になる。4人がかかわることで、大人でもない子供でもない、微妙なバランスを醸し出せるような気がします。
4人の中で一番大きな…というか、重い秘密を抱えていたのは、継母に強姦されていた光浩かなと。誰か一人派このレベルだろうなと思って読んでましたが。
大人になりきれてないから、親の庇護が必要だから、どこにも逃げられなくて苦しい感じがこの年代につきものなんだけど、まさにそれがよく描かれてるなと思いました。

レビュー投稿日
2017年2月1日
読了日
2017年1月17日
本棚登録日
2017年2月1日
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