山城柚希の妖かし事件簿: 縁は異なもの!? (ポプラ文庫ピュアフル)

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本棚登録 : 68
レビュー : 12
著者 :
相沢泉見さん  未設定  読み終わった 

アンソロジー『となりのもののけさん (ポプラ文庫ピュアフル)』でスピンオフの短編を読んで面白かったので、本編を手に取ってみました。

化粧品売り場で働く柚希は、彼氏がいたためしのない29歳。結婚したくて焦るが、妖怪が見えてしまう(というか懐かれてしまう)体質を抱えている。
代々家に仕える天狗の黒兵衛は、柚希を姫とあがめる。つくも神と化した面・小夏は姉貴分。小鬼の妖怪も柚希を慕う。
そんな中、デパートで会ったイケメン神主・正臣に「何かが憑いている。自分が祓う」と言われ、彼の実家である神社に通うことになる。
真面目な正臣に惹かれ始める柚希だが、正臣が妖怪を異様に恐れていることに気付く。
正臣の祖父は昔、山の中で不審な死を遂げており、正臣はその時大きな妖狐の姿を見かけ、祖父の死に妖怪が関わっていると思い込んでいる。
妖怪と共生している柚希とは反対に、正臣は霊感があるのに妖怪が視えず、片っ端から祓おうとする。二人の考えはとことん合わず、険悪な雰囲気に。
二人は、正臣の祖父が死の直前に気に掛けていた山の祠へ向かうことになる。そこで大きな妖狐と対峙し、狐がかつて神だったこと。祀られていた祠が雑な扱いを受けたために妖怪と化したことなどが分かってくる。
正臣の祖父に導かれるようにして、妖狐は去っていく。

妖怪に対し、少し考えを改めた正臣。最後はより精進して姿が見えるようにするために、柚希に弟子入りしたいといった。

レビュー投稿日
2019年3月27日
読了日
2019年2月13日
本棚登録日
2019年3月27日
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