(P[あ]8-2)もののけ結婚式大騒動 (ポプラ文庫ピュアフル)

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本棚登録 : 48
レビュー : 11
著者 :
相沢泉見さん  未設定  読み終わった 

シリーズ第二弾。
同じ年頃の友人たちが次々と結婚・妊娠していく中、相変わらず彼氏がおらず、妖怪に囲まれている29歳の柚希。
彼氏はいないが、イケメン神主の弟子・正臣がいる。

一話目は、友人の結婚式のために訪れた式場で、雨を降らす妖怪を見かける。何故妖怪はハレの日に雨を降らすのか。
柚希と正臣が調べていくと、かつて喘息の娘のために、結婚式の日に雨乞いをした男性がいるという話を聞く。妖怪はその男性のために願いを叶えようとしていた。柚希は、他の人の式ではなく、自分の式の日に雨を降らせてほしいと妖怪に願う。
恋人未満の男女が何かの目的のためにカップルを装う展開が好み。

二話目。
正臣の家である神社に、手と手を赤い糸で結ばれた市松人形と着せ替え人形が捨てられる。
その人形が、夜になると動くという。
正臣と柚希は人形を捨てた女の子の家を突き止め、彼女の母は亡くした子供に執着している。その想いが人形を動かしていた。生きている娘ではなく死んだ子のことばかり考えている母が嫌になり、女の子は市松人形を捨てた。母親代わりの着せ替え人形と共に。

三話目。
柚希の家にある亀の置物。つくも神であるそれが正臣の家に歩いて行ってしまうという怪現象が起こる。
亀の甲羅の部分は何か珠のようなものを置けるようになっていて、柚希と正臣はそこにピタリとはまるものを探すが、事態は改善せず。
実は、その亀の置物は硯だった。本来の用途として使ってもらいたかった亀は、墨の匂いのする正臣に着いて行ったというのが真相。
正臣に使ってもらって本懐を遂げた亀は、つくも神からただの物に戻る。

レビュー投稿日
2019年3月27日
読了日
2019年2月14日
本棚登録日
2019年3月27日
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