読書録「魔界医師メフィスト兄妹鬼」3
著者 菊地秀行
出版 角川文庫
P74より引用
“融通の効かない男のことを石部金吾というが、全身岩みたいな
この男が泣き顔になると、かなり狂暴な面構えだけに、妙に愛嬌
がある。”
目次から抜粋引用
“退院患者
後継者変貌
妖策
血肉の陣
魔人の果て”
超常の力を持つ医師を主人公とした、ダークファンタジー長編
小説。シリーズ第二弾。
魔界都市新宿で大きな力を持つ家の家長が、死を迎えようとし
ていた。彼の枕元には子供たちが集められたのだが、その中には
メフィストの姿もあった…。
上記の引用は、跡目を争う兄妹達の一人に対する一文。
前作でも書かれていたような、人に対する描き方ですが、やはり
ここでも挿絵がついていません。まあ小説なのですから、自分の
頭の中で想像して楽しむべきところなのかもしれませんが、この
作品は漫画で読んだほうが面白いかもしれません。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
か行
- 感想投稿日 : 2014年1月30日
- 読了日 : 2014年1月30日
- 本棚登録日 : 2014年1月30日
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