バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ SIDE A (角川ホラー文庫)

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読書録「バイオハザード アンブレラ・クロ
ニクルズ SIDE A」2

著者 牧野修
出版 角川ホラー文庫

p6より引用
“ 傘を差し掛けるのが善意であるなら、善
き者は傘の庇護を受け、悪しきものは雨に打
たれ滅びるのなら、我々は傘を差し伸べるも
のに感謝するだろう。その慈愛の心に頭を下
げるだろう。
 だがこの世界に降る有毒の雨もまた、傘を
差し向ける者によってもたらされた災厄であっ
たとしたら。”

目次より抜粋引用
“黄道特急事件 1998.07.23
 洋館事件 1998.07.24
 ラクーン市壊滅 1998.09.28”

 世界的巨大複合企業の悪事との戦いを描い
た、「バイオハザード」シリーズの一つをノ
ベライズした一冊。
 二十世紀後半、名門貴族が持つ城で世界的
な発見がなされた。発見した科学者は興奮し
て力説するも、夜中に呼び出されたパトロン
の一人はただ眠く、その発見の価値にすぐに
気付くことは出来なかった…。

 上記の引用は、世の中の都合でコロコロと
変わる物言いについての一節。
自分に向けられる善意が、大きな悪意の一部
でないかどうか、よくよく気を付けて吟味し
たいものです。
 アンブレラ・クロニクルズがガンシューティ
ングだったせいでしょうか、アクションシー
ン多めの小説化がされていて、あっという間
に読めてしまいます。
バイオハザードの話を大まかに追いたい人や、
ゲームが苦手でどうしようもない人にはいい
一冊かもしれません。

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ま行
感想投稿日 : 2019年7月11日
読了日 : 2019年7月11日
本棚登録日 : 2019年7月11日

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