邪魅の雫 (講談社ノベルス)

3.48
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本棚登録 : 3174
レビュー : 400
著者 :
izumowolさん 小説   読み終わった 

今回は最後の種明かしにいたるまでがずいぶんとぼやけて
いる印象だ。榎木津も京極堂もほとんど登場しない上に登場
人物もやたらと多く、事件の核心からずいぶんと距離を
置いて回りをぐるぐると回らされている感じ。いつにも
増しての苦行である。だがそのすっきりしないピンぼけ感が
クライマックスで一気に焦点を結び、向こう側からこちら側
へと迫るように立ちあがってくるあたりはさすが京極という
所。それなりに楽しめたのではないかな。ただ私にとって
このシリーズの肝は京極堂の講釈であり妖怪談議なので、
まったくもって物足りないのだが。京極堂のこれでもかと
いうカタリと探偵のそこまでかという炸裂を楽しみにして
いるので次はよろしくお願いします(笑)。

レビュー投稿日
2019年7月14日
読了日
2007年2月25日
本棚登録日
2019年7月14日
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