大学院入試に向け通読。大学生向けの参考書には珍しく「です・ます」調で統一されていた。明治時代から始まり、2000年代中盤までが10章に分かれ概説されており、確かに高校生にはやや発展的レベルかもしれないが、大学で「日本の現代社会・政治」について学ぶならこれ位は知っておきたい内容が網羅されていたと思う。何か主義・主張を押し付けるのではなく、見方・考え方を提示し考える良い手引きとなる書こそ「教科書」にふさわしく、本書はまさしくその教科書のうちの一冊だろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外交史・外交論(日本)
- 感想投稿日 : 2011年9月1日
- 読了日 : 2011年9月1日
- 本棚登録日 : 2011年9月1日
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