神の子たち [DVD]

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本棚登録 : 34
レビュー : 5
監督 : 四ノ宮浩 
くうさん 778 映画   観終わった 

この作品の舞台はフィリピンケソン市「パヤタスゴミ捨て場」。アジア最大のスラムと呼ばれる、マニラ市郊外の巨大なゴミ捨て場「スモーキーマウンテン」が、1995年11月、フィリピン政府により強制撤去された。そこでゴミ拾いすることにより生計を立てていた人々の一部は「パヤタスゴミ捨て場」に移り住むことになる。2000年7月10日、そのパヤタスゴミ捨て場で崩落事故が発生し、1000人に及ぶ人々が犠牲となる。この事故を引き金に、その5日後、政府はゴミの搬入を中止した(ニコニコ生放送)。

この作品はゴミが再び搬入され始めるまでの4か月間の人々の生活を追ったものである。

この作品でまず衝撃的だったのが、ゴミ拾いで生計を立てざるを得ない人々が居るということだ。フィリピンは近年他のアジア諸国とともに急速に経済が発展している。しかしそれは一部の人々がなしとげた結果であり、いまだに格差が激しいということがこの作品を通してよくわかる。加えて、この作品で描かれている現実はとても衝撃的なもので、思わず目を背けたくなるようなものばかりだった。

だが一方でこの作品から、人々が懸命に生きようとしている姿がみることができる。人間の弱さをにじませながらも、それでもなんとか生きようと努力する姿は尊敬できるものである。

こういった現実があることを私たちは頭に置きながら、日々の生活を過ごしていかなければいけないと考えた。

レビュー投稿日
2013年3月16日
読了日
2013年3月16日
本棚登録日
2013年3月16日
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