エンカルナシオンの秘儀について私の理解が足りないことがよーくわかった。70年に出版。ぞっとする。アルゼンチンの歴史を少しでも知っていたらそんな時代にこんなもの書いていたら相当ヤバイことはすぐわかる。しかもコルドバ。うわあ~これってあの人?とか考えながら。マルケスのような愛とユーモアには欠けるが、大変面白く読んだ。いちいちトーレス神父の教会と現世の話について鳥肌を立てながら。日本の宗教者にも読んでほしい。信仰について考えるところはないだろうかと。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年10月11日
- 読了日 : 2012年10月11日
- 本棚登録日 : 2012年10月11日
みんなの感想をみる