穴 (新潮文庫)

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本棚登録 : 267
レビュー : 42
著者 :
jegogさん  未設定  読み終わった 

読後、いったい何が言いたかったんだか分からなかったけれど、不思議な世界に引き込まれて、じっとりとまとわりつくような不気味な余韻がいつまでも残った。
出てくる登場人物、動物や虫たち、どれもかれも気味が悪くシュールだ。いったい彼らが何だったのか分からず腑に落ちないまま話は終わるが、主人公も分からないままその不思議ものたちが見えなくなって終わる。
仕事を辞め田舎に引っ越し、主婦となって毎日やることもなくボーッと過ごしていると、今まで見えなかったもの、見過ごしていたものが見えてくるということか。心にぽっかり空いた穴に得体の知れないものが侵入してきて、それに抗わず馴染んでしまったということか…。
あの掘っ立て小屋に住んでいた夫の兄(自称)は何者?

レビュー投稿日
2016年10月13日
読了日
2016年10月13日
本棚登録日
2016年10月13日
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