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神去なあなあ日常 (徳間文庫)
- 三浦しをん
- 徳間書店 / 2012年9月7日発売
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目的もなく流されるように都会から来た青年が電波もなかなか通じない山ではじめての林業に向き合いながら自然と神さまに囲まれて生きた一年間。確かに林業の話ではあるが、山とともにある人の生活の描かれ方が面白かった。高野山に一泊しただけで俗世を忘れられた(が帰宅したら一瞬で俗世に塗れた)ことをふと思い出し、山での生活に興味が湧いてくる一冊だった。神さまがいるのに神去なのがまた。惜しむらくは図書館の返却期限が迫った中で読んだので、再度時間をかけて読み返したい。
2021年4月24日
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この音とまれ! 24 (ジャンプコミックス)
- アミュー
- 集英社 / 2021年4月2日発売
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名都お前……(ダブルミーニング)な24巻でした。一難去ってまた一難。分かっていたけど高岡家がいろんな意味でハイスペックすぎるから、哲生が理解者というか保護者というか近くにいてくれてよかったね愛と思っちゃうんですよね。
2021年4月2日
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イニシエーション・ラブ (文春文庫)
- 乾くるみ
- 文藝春秋 / 2007年4月10日発売
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最初最後の2行が唐突すぎて理解できなかったので、ぱらぱら再読してようやく理解しました。たっくんの話かと思えばマユの話だった、成る程。初読時の違和感がパチンコとか傲慢さとかくらいだったので、読了後はそりゃまぁそうですよね……と納得しておりました。舞台となった1986〜7年に疎いので世情からは察することができなかったのですが、主人公たちと同年代だったらそういう描写で気付きを得られたのかな等と考えたりしておりました。
2021年4月7日
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ビーカーくんとそのなかまたち: この形にはワケがある! ゆかいな実験器具図鑑
- うえたに夫婦
- 誠文堂新光社 / 2016年7月1日発売
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主に化学実験に使用する実験器具について、イラストを交えて幅広く紹介する本。掲載されている器具の8〜9割方を使ったことがある、関数電卓を持っているタイプの人間なので、新しい知見を得るというよりも、ネタの一つ一つが身に覚えがあって分かってしまう本でした。実験器具はよいぞ。分光光度計で測定するために、スタンダードをメスフラスコちゃんとホールピペットくんと安全ピペッターくんを使って延々と作っていたことをふと思い出す等しておりました。
2021年4月9日
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最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常
- 二宮敦人
- 新潮社 / 2016年9月16日発売
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2014年12月から2016年2月にかけて行われた取材に基づく東京藝術大学で学ぶ学生にスポットを当てた本。学科や専攻によって目指すものも学ぶものも違うのに、共通して楽しそうな印象を受けた。カオスとかフリーダムとかそんな言葉が似合ってしまうけど、これだと決めたものにひたむきに向き合っているのも共通しているなと感じた。カオスさとエネルギッシュさを味わいに藝祭行ってみたくなった。あとはKing Gnuになる前の井口さんに思わず二度見してググってしまったのは仕方がないと思っている。
2021年4月10日
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工学の歴史と技術の倫理
- 村上陽一郎
- 岩波書店 / 2006年6月15日発売
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日本の幕末から明治にかけての工学(というか工部大学校というか)の歴史に興味があって手に取った一冊。ヨーロッパやアメリカの工学と並列して読めるため、各国の違いが見えてくるのが面白い。クライアントの有(技術)無(科学)で分けるという視点がなかったので勉強になりました。あと、科学・技術リテラシーについては「わかる」としか思えなかったので、新しい技術等が出てきた際に把握できるようには努力しなくてはいけないなと改めて感じた次第であった。
2021年4月10日
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日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
- 森下典子
- 新潮社 / 2008年10月28日発売
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茶道の敷居の高さが少し低くなった、そんな読後感でした。茶道の稽古を積み重ねることによって、武田のおばさんのおもてなしや四季折々の変化に自ら気付いていく姿を追体験することで、まあ茶道やってみたくなりますよね(単純) 近所でよさそうなところがあればよいなと思いつつ、ちょっと検索かけてみます。あとは、高杉晋作の逸話がきっかけで昔一度だけ食べたことがある越乃雪の登場に懐かしくなり、取り寄せたくなってきました。美味しかったな……。
2021年4月18日
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日本のたしなみ帖 和菓子
- 青木直己
- 自由国民社 / 2015年2月26日発売
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材料一つとっても奥が深い和菓子。見た目も堪能したのですが、今回読了して印象に残ったのは和菓子を象る材料の多彩さでした。それにしても和菓子の本って大方おしゃれな本が多いのは気のせいかしら?和菓子の魅力もさることながら本のデザインも良くて、二重の意味でごちそうさまでした。
2015年10月31日
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いちばんおいしい日本茶のいれかた
- 柳本あかね
- 朝日新聞出版 / 2010年9月17日発売
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のどかな和室でのんびりとただ静かに美味しいお茶を飲みたい、そんな本でした。美味しいお茶をちゃんと認識できるのかは非常に怪しいところではありますが、こういう風に飲んでみたいと思った次第です。まずはお茶っ葉を買ってくるところからです。
2015年10月31日
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どこかにいってしまったものたち
- クラフト・エヴィング商會
- 筑摩書房 / 1997年6月1日発売
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本の内容は大方いつも通りですが、紙物が多いのが特徴でしょうか。作品の作り方の過程が少し見えたのは収穫でした。そういう意味で魔法の薬が気になる。あとは初期メンバーが今とは違っていたのだなというところに目が行ってしまって、その辺りも気になる次第であります。
2015年10月24日
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小説・落第忍者乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師
- 阪口和久
- 朝日新聞出版 / 2013年6月28日発売
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土井先生の普段はあまりお目にかかれないハイスペック忍者っぷりときりちゃんに涙するだけの読了後でした。いやはや、思った以上に面白かった!
2015年9月22日
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地図のない道 (新潮文庫)
- 須賀敦子
- 新潮社 / 2002年7月30日発売
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「世界は分けてもわからない」で話題に挙がってて、それ以来読みたいなーと思っていながらも本屋に行ってもつい忘れてしまっていましたが、恵文社一乗寺店でやっと見かけたので購入。地に足がついたというか、身に染み付いたものが自然と溢れ出てきたような、そんな印象を受けました。特にトルチェッロでの滞在の下りが素晴らしかった。読了した今、コルティジャーネの絵の下りだけもう一度「世界は分けてもわからない」を再読したいです。
2015年7月29日
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はたらく細胞(1) (シリウスKC)
- 清水茜
- 講談社 / 2015年7月9日発売
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免疫やら抗体やらの分野は擬人化しやすいのになかなか見かけなかったので即買いでした。うまく設定されて描かれていると思いますし、絵柄とかカラーがアナログな辺りが教育雑誌とかその辺りに掲載されていそうな、どこか懐かしい雰囲気を感じるのがまたいい。血小板のかわいさに癒されつつ、次巻も楽しみです。
2015年7月25日
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化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫 き 40-4)
- 喜多喜久
- 中央公論新社 / 2015年6月23日発売
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沖野先生をめぐる三角関係(?)が四角関係(?)に進化した!……ということで良かろうか?まあ四人中生物学的に♀なのは一人なのはさておきますが。感想を書く段になって思い出した前巻ラストの伏線って今回出てきたっけ?と思いつつ、色々突っ込みたかったり消化不良だったりしておりました。とりあえず七瀬さんは助教の先生をさん付けで呼べる程偉い事務員だということはよく分かった。 (と思ったけど、よくよく考えてみたら大学や学部によって違うのかもなーと上記感想を別サービスで書いたところ、コメントをいただいて思ったので補足しておきます。)
2015年7月19日
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放課後の王子様 4 (ジャンプコミックス)
- 佐倉ケンイチ
- 集英社 / 2015年7月3日発売
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みんな中学生っぽいのが本当にかわいいですありがとうございます!2年生好きとしては2年生がかわいいのが本当にたまらないですありがとうございます!今回も赤也がばかわいくてありがとうございます!今回の巻末で3巻の表紙に緑山の彼がいたことにやっと気付いたので、その辺の綺羅星のごとく敗れ去った他校も取り上げてもいいんだからねっと電波を発しながら、ちょっと油性ペン探してきます。
2015年7月19日
ジャケ買いと書いて装丁買いとルビを振る、そんな印象でございました。ああいった装丁に弱いです。中身も装丁同様オシャレでございました。
2015年7月12日
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相生結び (IDコミックス gateauコミックス)
- 灼
- 一迅社 / 2014年10月15日発売
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一言で言えば惜しい。設定とかシチュエーションとかその他諸々はものごっつい好み。それこそ普段自らBLコミックスを買わないのに購入に至らせる程に好みなのに、肝心の話運びが分かりにくくて非常に勿体無い。二次創作的といえば伝わるだろうか、この感覚。しかし、和装たすきがけ時々眼鏡にガテン系わんこという組み合わせはごちそうさまでした。非常に好物でございました。
2015年7月12日
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陰翳礼讃 (中公文庫 た 30-27)
- 谷崎潤一郎
- 中央公論新社 / 1995年9月18日発売
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やっと読み終えました。80年くらい前なのに分かることが多すぎました。仄暗いのが落ち着くのは分かるなー。ちょうど新幹線に乗りながら読んでいたからか、特に旅のくだりが分かりすぎたので、昔みたいに鈍行でのんびり鉄道旅をしてみたくなりました。今回は結構時間をかけてのんびりと読み進めたので、またのんびりと読み返したい一冊です。
2015年6月19日
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応天の門 3 (BUNCH COMICS)
- 灰原薬
- 新潮社 / 2015年4月9日発売
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藤原は修羅の家ぞ……。道真くんが地道に成長していくのに、業平さんはなんかこう、後半に進むにつれ、草生やすしかない感じになっていくのが残念なイケメンっぽくてよいですね。業平さんが池ポチャしてずぶ濡れのまま秋まで待ちましょう。
2015年6月8日
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ワールドトリガー 11 (ジャンプコミックス)
- 葦原大介
- 集英社 / 2015年6月4日発売
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千佳ちゃんッ……!ウウッ ここに来て千佳ちゃんの境遇が刺さった。B級ランク戦はサバゲーみたいな感覚で読めるから気軽に楽しめております。那須さんふつくしい……。三輪隊が解散してたらどうしようと思っていたので、三輪隊が健在で何よりでした。本編以外ではバレンタインの順位に突っ込みたかったりキャッチコピーが秀逸だったり。
2015年6月6日
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ワールドトリガー 10 (ジャンプコミックス)
- 葦原大介
- 集英社 / 2015年3月4日発売
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レプリカ先生とのお別れに涙したりとか修くんの演説からうまく繋ぐ木戸司令とか修母のぶっこみとかB級ランク戦楽しいじゃねーのとか色々ありましたが、最終的にはラグビーやってた唐沢さんに痺れるしかない10巻でした。もうラグビーやるしかない。
2015年6月6日
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ワールドトリガー 9 (ジャンプコミックス)
- 葦原大介
- 集英社 / 2015年1月5日発売
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忍田さんさすがです!!!……はアニメでも見ていたのでさておき。アニメに追いついたので未知の世界に突入した訳ですが、なんというか三輪がんばれちょうがんばれ!!!いいところで次巻に続いたなあはよ次巻読まねばと思ったところにいたエネドラさんにほろり。
2015年6月6日
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ワールドトリガー 8 (ジャンプコミックス)
- 葦原大介
- 集英社 / 2014年10月3日発売
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パーフェクトオールラウンダーレイジさんとかレプリカ先生マジ有能すぎて欲しいとか人気投票1位が納得の活躍っぷりの修くんとかヴィザ翁たまらんとか色々あるけど、最後の最後で忍田さんが全部持っていった感が強すぎである。忍田さんIKEMEN……!
2015年6月6日
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ワールドトリガー 7 (ジャンプコミックス)
- 葦原大介
- 集英社 / 2014年9月4日発売
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戦略と戦術が入り乱れている感じがすごくいい。ランバネイン戦は燃えますね。そして、こなみ先輩の戦闘体とか斧とか戦い方とか斧とか斧とかがちょう好みです。ちなみにボーダーポジションは戦術派狙撃手でした!……無難ですかね?
2015年6月6日