東大の脳の言語機能について研究してる教授と、芸術に関わる各著名人との対談集。
言語と芸術との共通項目とはなにかという、あまりテーマ的には惹かれるものではなかった。
ただ、対談としてはお互いの仕事に理解があるため、なかなか具体的な例が多くあげられていておもしろく読めた。
印象的だったのは以下。
・オーケストラのリハというのは全部行わない。20〜30%の余地を残してリハを終える
→適度な緊張感や自由度をつくりライブを盛り上げる
・楽器のダイナミックレンジを細かく分割して表現することは芸術性を高める
→楽器で表現できるオクターブは制約だが、その範囲の分割数を多くすることで、無理数のような無限の表現が可能。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館
- 感想投稿日 : 2014年1月27日
- 読了日 : 2014年1月26日
- 本棚登録日 : 2014年1月26日
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